当院の救急体制は、循環器科と脳神経外科の2科は三次救急医療を実践しており、重症患者を含む多くの患者を積極的に受け入れています。一次・二次救急患者は救急科が中心になり、各診療科のバックアップのもと救急患者の全応需を目指して診療を行っています。病院全体で、月間250例の救急搬送患者を診療しており、ウォークインを含めると救急患者数は約1000例にのぼります。当科では、外来診療に関してはいわゆるERとして様々な傷病者の初療を担当するとともに、どの診療科にも該当しにくい傷病者の入院診療も行っています。さらに、研修医の教育にも力を注ぎ、臨床研修制度の目的である総合的・全人的な診療能力を獲得してもらいながら、楽しく充実した研修が行えるようサポートしていきたいと考えています。