X線の入力を、直接電気信号に変換できるFPDと呼ばれるデバイスを用いたシステムに使用しています。システムの利点としては、①使用するX線の量が半分以下。②直接画像に変換できるので、作業効率が向上。③細かい骨折などの画質が向上。これらの利点により、患者さんに対し安全かつ迅速な撮影ができます。

医療技術部門
脳卒中・心大血管疾患等では1分1秒の診断の遅れが生命予後を左右します。
放射線部ではそれらの疾患に対し、即座に検査・診断するために万全の体制を整えています。夜間・休日においても緊急業務を習得したスタッフ2人体制の勤務により全ての検査業務を行っています。また、種々の放射線機器を用いたIVR治療では医師のバックアップに努めています。
X線の入力を、直接電気信号に変換できるFPDと呼ばれるデバイスを用いたシステムに使用しています。システムの利点としては、①使用するX線の量が半分以下。②直接画像に変換できるので、作業効率が向上。③細かい骨折などの画質が向上。これらの利点により、患者さんに対し安全かつ迅速な撮影ができます。
X線の検出器が、320列配列された最新鋭CTを導入しました。高速に撮影できるので、ブレの無い鮮明な画像が得ることができ、息止めの難しい高齢者や患者様への負担を減らすことができます。また、人工知能を応用した画像構築により被ばく線量今までの1/3程度に抑えて撮影することが可能です。
脳血管・腹部血管・四肢血管は3D撮影の可能なINNOVA3100(GE社製)、心臓血管は心臓用のFPDサイズを搭載したINFX-8000V(キャノンメディカル社製)を使用しています。診断のみならず、血管形成術・血管塞栓術などの血管内治療や不整脈治療であるアブレーションも行っています。
3台のDR装置(キャノンメディカル社製・島津社製)を使用しています。X線透視・撮影をデジタル処理することによりアナログで表現できなかった部分を描出し、微細な病変の発見に役立てています。
信頼性の高い測定値と再現性に優れたDEXA方式のX線骨密度測定装置により検査を行っています。加齢や閉経、生活習慣病などが原因で発症する骨粗しょう症の診断を行うことができます。当院の装置では、腰椎での骨微細構造指標(TBS)を解析することができ、骨折のリスクも評価することができます。
乳房撮影装置
Sirius Star Mobile (日立) MOBILE ART eco MobileArt Evolution MX8 Version(島津)の三台を使用しています。システムをFPDに変更したので、その場ですぐに画像の確認をすることが可能になりました。そのおかげでカテーテルの位置調整などが、その場で出来るようになり患者さんの負担が少なくなりました。
スタンドアロンタイプのワークステーションZIO STATION2を使用しています。現在の装置では、ソフトウェアをバージョンアップをしており、各種の画像処理の速度や正確性が向上しています。OPE室や心臓カテーテル室に配備をして3D画像をシュミレーション画像として手技のバックアップを行っています。
MRI循環器アプリケーションによる臨床研究
その他 学会発表・画像コンテスト入選など