今や日本は、世界トップレベルの長寿国となりました。これは、日本独自の医療制度を基にした予防医学や高度先進医療の発展が貢献していることはいうまでもありません。一方で高齢化社会の中で増加し続ける老人疾患への対応は、これからの医療の大きな課題でもあります。
当院では、その課題に対して急性期医療、リハビリテーション、病診連携の強化という一連の医療展開を実施し、地域の皆様が安心して暮らせるような地域包括ケアシステムの構築を目指しています。 また、すべての人とモノがつながり、様々な情報が共有されるIOT社会において医療人にも情報社会への対応が求められています。このような情勢の変化に対応できるような人材育成にも取り組んでおります。
今後も患者さまに安心して治療を受けていただけるよう職員一同努力して参りますので、よろしくお願いいたします。
「健康」は、失ってはじめてそのありがたさを認識することが多く、また失ってからでは遅いことが多いのも現実です。平均寿命が大きく伸びた今日、長い人生を有意義なものにするためには「健康」が一番大切です。
健診・人間ドックの目的は、病気の早期発見と健康状態を正しく評価することにあります。高血圧、脂質異常症、糖尿病、脂肪肝などの生活習慣病やメタボリックシンドローム、などを予防することにより皆様の健康管理を支えていきたいと考えております。
当センターの特徴は、精密検査や治療が必要な場合には河内総合病院各科の専門医へスムーズに紹介するシ ステムをとっている点です。また、人間ドックの中間結果は、その日の内に医師からお伝えしています。
これからも、地域に暮らす人々が安心して生活できる医療環境を充実するために、地域の医療機関と協力して皆様の御要望に応えられるクリニックを目指し、職員一同努力してまいります。
